2021年も「#ナレキン」キャンペーン!やります!

金魚について知ろう

1.金魚について知ろう

ワキン

室町時代に中国から日本へ初めてやってきた品種です。

とても丈夫で飼いやすいので初めて飼育する金魚におすすめです。

フナ尾の他に三つ尾や四つ尾のタイプもいます。

ピンポンパール

真珠のようなキレイなウロコと丸くコロコロした体型で人気者の金魚です。

金魚の中では飼育は難しい方に入るので大切に育てましょう。

琉金(リュウキン)

中国から琉球を経て入ってきたので、琉金と呼ばれています。

体型はズングリで、横から見るとほぼ球形。ヒレは長く優雅に泳ぎます。

デメキン

目が大きく横に飛び出ているのが特徴です。

産まれて数ヶ月してから徐々に目が出てきます。

大きな目が傷つかないような水槽レイアウトにしましょう。

ランチュウ

背びれがなく、頭にごつごつしたコブがあるのが特徴です。

上から見たときの姿が美しく、金魚の王様といわれています。

泳ぎが上手ではないので、水流は弱くしましょう。

ブリストル シュブンキン

赤、青、白、黒のまだら模様が特徴のイギリスのブリストル地方で作られた金魚です。

尾びれがハートの形になるかわいくて美しい金魚です。

2.体(からだ)の名前と尾びれの種類

3.オス・メスの見分け方

追い星と呼ばれる白い点がエラやヒレにあるものがオスです。

2・3才以上のオスは繁殖時期(春)になると、出てきます。

4.金魚の食べる量

金魚が食べる量は、水温や水質によって変わってきます。

水温が高い夏はたくさん食べて、水温が低い冬になるとほとんど食べなくなります。

金魚が一日に食べる量は、よく食べる環境で体重の2%。

水槽では体重の1.5%以下が適切です。

与える回数は、春から秋(水温20℃~30℃)では1日に2~4回ほど、冬場は1~2日に1回程度で十分です。

MEMO
1回に与える量は、2、3分で食べ終わる量が目安ですが、水温や金魚の体調によって変わりますので、食べ終わるまで観察してください。

残ったエサは必ず取り出してください。残ったエサが腐って水を汚す原因となります。

給餌後数分で食べきる量にしましょう。

5.金魚の飼育にチャレンジしよう

1.水槽を準備しよう!

出来る限り大きな水槽を準備してください。普及サイズの60cm水槽あたりがおすすめです。

水槽は、想像以上に重くなりますので(60cm水槽で約80kg)、専用台などの丈夫な台の上に置いてください。

2.砂利について

砂利を入れる場合、にごりが取れるまでよく洗い、厚さ2~4cmぐらい入れるのが適当でしょう。

3.蛍光灯について

金魚がとてもきれいに見えますので、設置することをお薦めします。

また、金魚の色が褪せるのを抑制するはたらきがあるといわれています。

つける時間が長いとコケの発生原因になりますので、1日8~10時間ぐらいを目安にしてください。

水草を植えている場合は、水草の成長のために必要です。

4.ヒーターについて

冬になると、金魚はじっとしてあまり動かなくなりますが、保温器具(ヒーター、サーモスタット)をセットすれば、冬でもエサをよく食べ元気に泳ぎ回ってくれます。

20℃ぐらいに水温を上げれば十分で、消化不良や病気にもかかりにくくなります。

5.飼育水について

水道水は、消毒のために塩素が入っているため、そのままでは使えません。

カルキぬきを溶かして塩素を無害化しましょう。

6.水の交換

春から秋(水温20℃~30℃)では、1、2週間に一度を目安に、水温が下がる冬場は月1回程度、水槽の3分の1ぐらいの水を替えます。

加える水は、水槽の水と同じぐらいの水温に合わせる必要があります。

水温が急に変わると、金魚がショックを受け調子を崩すことがあります。

水道水の場合、カルキぬきで塩素を無害化することを忘れてはいけません。

水替えの手順

①水をぬく
市販の水替えポンプでバケツに水をぬくか、ホースで排水口などへ直接流します。

ホースを使う場合、サイフォンの原理を使うと簡単です。

カルキぬき
加える水のカルキを中和します。60cm水槽の3分の1なら20リットル弱ですので、20リットルの水道水に対応するカルキぬき剤を使用します。

バケツに水道水を入れた後、カルキぬきを加えてよくかき混ぜてから水槽に入れてください。

③水を入れる
加える水の温度と水槽の水の温度は、お湯を足すなどして、ほぼ同じになるようにしてください。

温度差が大きいと魚がショックを受けてしまい、ひどい場合にはショック死することもあります。