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金魚の歴史と生産地

金魚の歴史 金魚は古くからのお友達

金魚の原産地は中国で、西暦3~4世紀頃、突然変異した黄赤色のフナがとれ、これが「金魚」という名前の起源となったそうです。

約1500~1600年前の中国では、もうすでに飼育されており、その美しさに惹きつけられた人々が、新たな変種同士を交配させながら、長い年月をかけ様々な品種が生み出されました。 日本へは室町時代、文亀2年(1502年)に現在の大阪府堺市に渡来しました。

当時はとっても貴重な魚で、ごく一部の上流階級の家庭にしか出回りませんでした。

しかし江戸時代も後期になると養殖が盛んになり、一般の町民たちの間で飼育されるようになりました。

その後、さらに長い年月をかけながら日本人好みに改良され、今では実に様々な金魚がいます。

江戸時代から生産がさかんになった金魚は全国へと伝わっていきます。現在では愛知県弥富町、奈良県郡山市、関東の江戸川区などが有数の産地となっています。

多くの生産池はこのようにコンクリートで囲まれていて、その中に良質な水を溜めて金魚の産卵から孵化、稚魚育成までを行います。数年間かけて出荷するような高級金魚から、金魚すくいにつかう小赤まで幅広く生産しています。

最近では養殖場経営者の高齢化や跡継ぎ問題なので生産農家は減少傾向。

中国やシンガポールなど海外から輸入される金魚も増えてきました。